備後歴史雑学 

ビッダーズ刀剣オークションの注意点

 ビッダーズ刀剣オークションは誰でも参加できるので人気がありますが、ビッダーズIDが簡単
に取得できる為落札者の横暴が後を絶ちません。
 さらに、ヤフオクでは同一の通信環境では他IDを使用しても入札出来ませんがビッダーズで
は可能です。

 落札者から連絡無しの事が度々あります。その理由としては、@同一IDで同時に複数の刀
剣を落札した者、A違うIDを使用して複数落札した同一人物などが理由です。
 出品者は仕方がないので再出品を余儀なくされ、余計な成約手数料を支払う歯目になりま
す。


 今回経験したのは、売切りと表記して古刀を出品しましたら、落札者から連絡無しでした。お
そらくAのケースでしょう。
 仕方がないので再出品しました。何事も無く10日が過ぎた頃、落札者から返品したいとの
電話がありました。
 何でも知り合いに落札代行をお願いしたが、事情が有り返品したいとの申し出で、理由を訊
ねても事情により申し訳ないとの事。
 再出品で売切りなのですよ。仕方がないので、成約手数料と振り込み手数料を差し引き返金
しました。
 どうも、先の連絡無しの落札者と同一人物の様な気がします。二者ともビッダーズ刀剣オー
クションでは、全て良い落札者の実績があります。
 Aの落札者には、返品申し出前に悪いと出品者の評価を入れていますが、当方への評価は
なしです。

 さらに、返金した代行依頼落札者は、送料持ちで返品して来た刀の梱包の中に、何と間違え
て他の刀の鑑定書を入れてしまったので、送って下さいとの電話がありました。
 その鑑定書を見ましたら、大坂のあまり評価出来ない小林氏の正真鑑定書でした。
 その刀が今ビッダーズに出品されています。
 薩摩の新々刀の奥元平、刃長74Cm。 こちら です。
 Aの落札者は こちら です。


「要注意落札者」

 という事は、この奥元平の刀も返品したのかな。同時に梱包したので間違えたとしか思えな
い。
 という結論が見えるので、ここで後の出品者の為、理由なく返品してきた人物の氏名を記載
します。 愛媛県松山市の藤田シンジ氏です。要注意!


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